維新、自公との連立論浮上 前原氏「反対意見なし」 “衆参少数与党”国会スタート【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年8月1日)

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 与党が大敗した参議院選挙を受け、臨時国会が1日に召集されます。日本維新の会が石破政権以降の自民党との連立の可能性に言及するなど、各党の思惑が渦巻いています。

■維新 生き残りへ「反対意見なし」

日本維新の会 前原誠司共同代表(63)
「(結果責任で)進退伺をたてることは、私はこの世界で当たり前のことだと思う。進退伺をたててご判断されるのが吉村代表ご自身です」

 参議院選挙で伸び悩み、党執行部の刷新をはかることも避けられない状況となっている日本維新の会。生き残りをかけて、自民党と連立を組むのではという見方も出ています。

「連立に対して、反対という意見はありませんでした。ただ、安易な連立論ではなくて、現時点において、石破内閣との連立は考えていないということであります」

 同じく、選挙で結果が出せなかった立憲民主党でも動きが見られます。

立憲民主党 小沢一郎衆院議員(83)
「選挙に関わるのはもう限界であると」

 先月31日夕方、選対本部長代行の辞職願を野田代表に提出したことを明かした小沢氏。野田代表など、党執行部の責任についても言及がありました。

「代表はじめ執行部は大いなる責任があるとそう思います。ただ、内閣総理大臣もあまり責任感じないような状況だから、与党も野党もそろって責任を感じる人がいないのかもしれない」

■“衆参少数与党”国会スタート

 その石破茂総理大臣。「石破降ろし」が吹き荒れるなか、ますます続投の意志を強めていますが、党内からは「総裁選の前倒し」を求める声が高まっています。

下村博文前衆院議員(71)
「できるだけ早めに総裁選挙を前倒して、改めてなぜ続投をしたいのか、石破総理自ら国民の皆さんに説明する必要がある」

 1日から始まる臨時国会を前に、党トップの責任問題に揺れる、既存政党。

 一方で永田町には先月31日、躍進した政党の新人議員の姿がありました。

「初めて入りました。思ったより意外と広いんだっていう。(棚に)資料も一つも入っていない」

 初めての議員事務所に、車椅子に乗って現れたのは、埼玉選挙区で初当選した、国民民主党の江原久美子議員(54)です。

「あしたから始まるという意味では、本当にちょっとドキドキしますよね。6年間の始まりでこれっていうのは忘れられないスタートになりますけど」

 選挙戦直前に右足をけがした江原さん。現在もリハビリ中のため、車椅子と松葉杖で移動しながら、部屋のセッティングを進めますが…。

「(椅子が)なんか高くない?高くない?」

 秘書とともに座席の高さを変えるレバーを探しますが、見つかりません。

サービスセンター担当者
「こちらが上げで、こちらが下げです」

 何もかも初めてのことで戸惑いもありますが、政策実現に向けて、気持ちは高ぶっています。

「政権交代っていうことじゃなくてこういう形に今なっているので、野党でも実現できることも増えるという意味では、私自身もすごくワクワクしてるし、すごく自分自身も期待して臨みたい」

(「グッド!モーニング」2025年8月1日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

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