【石破首相】就任1か月、「息つく暇もない」取材に笑顔も 躍進の「立憲」は“苦境”に?その理由は…

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石破首相は1日夜、就任から1か月を迎え、時折、笑顔を見せながら取材に応じました。一方、衆院選で躍進した立憲民主党は顔色が優れません。その理由は――。

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石破内閣発足から1か月。

石破首相
「ほんとに目まぐるしい、息つく暇もないというか、そういう1か月だった」

ことし9月、自民党の新総裁となった石破首相。先月1日には石破内閣を発足しました。

石破首相(先月1日)
「この内閣は『納得と共感内閣』と考えております」

しかし、そのわずか8日後の先月9日に衆議院を解散し“戦後最短の解散”となりました。

衆院選では、裏金問題への批判を受け、いわゆる“裏金議員”12人を非公認としました。しかし、非公認となった候補者が代表を務める政党支部などに2000万円を活動費として支給していたことが明らかになると“裏金の逆風”が吹き荒れました。結果、自民党は大敗し、与党過半数割れの事態に。

今後について石破首相は1日夜、ほかの党と協力し、政権運営をしていく姿勢を示しました。

石破首相
「選挙において示された民意を厳粛に謙虚に受け止めて、丁寧に丁寧にこれから先の政権運営にあたっていかねばならない」「多くの党のご理解を得て丁寧に謙虚に、これから先、国家に責任を持った政権運営をしてまいりたい」

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一方、野党もそれぞれが協力を模索しています。

1日午前10時半ごろ、立憲民主党の小川幹事長と国民民主党の榛葉幹事長らが会談。政策ごとに協議をしていくことや、来週には党首会談を行うことなどで一致したということですが、国民民主党は立憲民主党との協力よりも、自民党、公明党に自らの政策を受け入れさせ実現することを優先する姿勢です。

立憲民主党の野田代表は1日午前、与党との協力も否定しない国民民主党をけん制しました。

野田代表
「(衆院選の結果は)自公政権に対してノーという民意だったと、それを踏まえて、どうやって各党が対応するのか、あるいは国会が対応するのかという基本を押さえながら、化学反応を起こしていかなければいけないのではないか」

野党間の連携が進まず苦しい状況が続いています。
(2024年11月2日(土)午前0時5分(金曜深夜)放送「news zero」より)

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