【自公過半数割れ】どうなる今後の政権運営…2つの焦点|2024衆議院選挙

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27日に行われた第50回衆議院選挙で自民党は大きく議席を減らし、目標としていた自民・公明の与党での過半数を下回りました。自公政権が総選挙で過半数を割り込むのは15年ぶりです。今後の政権運営はどうなるのでしょうか?

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まずは、自民党が目標として掲げていた過半数獲得を実現できなかった責任を誰が取るのか。そして、今後の国会運営にあたり、自民党がどの党と連携をするかが焦点です。

自民党本部で午前11時半から臨時役員会が開かれています。

今回の衆院選で自公で過半数を獲得できなかった敗因の分析や、今後の党運営についてなど話し合われるとみられます。

すでに小泉選対委員長は選挙の責任をとり、辞める意向を示しています。ただ、党内には「小泉さんだけではすまない」との声があがっています。石破首相と森山幹事長は続投の意向を示していますが、ある閣僚経験者は「首相も幹事長も辞めないじゃすまない」と話しています。

一方、与党で過半数に満たなかったため、石破首相はまずは首相指名選挙で野党側との話し合いが不可欠で今後、協力を模索するとみられます。ある自民党幹部は、「協力する相手は国民民主党だ。政策面での協力、あるいは閣外協力をお願いするのが基本だ」と言及しています。

一方、立憲民主党の野田代表も他の野党との連携を模索します。

--まずは順番として、国民民主党と…?

立憲民主党・野田代表
「基本的にはそういうことになるだろうと思います。基本的な考え方の整理は従来から泉執行部のときに連合を介して国民民主党とやってきましたので、それを引き継ぐということをずっと申し上げてます」

一方、今回の選挙で躍進した国民民主党の玉木代表は改めて自民と連立する考えはないと強調しました。

国民民主党・玉木代表
「(連立について)考えておりませんということは、選挙中も申し上げましたけど、改めてそのことは申し上げました。もうあとはこれまでと同じなんですが、政策本位でいい政策あれば協力するし、ダメなものはダメと言っていく」

また玉木代表は「コミュニケーションは自民党に限らず、立憲民主党や各党ともやっていく」と協議をしていく姿勢を示しました。

まずは首相指名選挙にむけ、与党側、野党側それぞれの水面下の攻防が激しくなりそうです。
(2024年10月28日放送「ストレイトニュース」より)

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