自公過半数割れ 2000万円問題で有働が進次郎氏直撃「ガバナンス変えなければ」(2024年10月28日)

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自民党・小泉進次郎選対委員長がテレビ朝日の有働Timesに生出演し、選挙戦を振り返りました。

(自民党 小泉進次郎 選対委員長)

▼自公過半数割れ、原因は―

「“政治とカネ“の対応について、非常に強い怒り、そして不信感があって、2年前の冬からこの問題がずっと決着をつけられずに、今まで来てしまったこと。そしてまた、その対応もご理解をいただけなかった。そういったことが大きなことだと思います。」

▼“政治とカネ”の問題、この選挙を通して決着はつけられなかった?

「今まで自民党の中で処分を下して、岸田前総理はトップとしての責任をとって辞めて、私達がまだ向き合ってこなかったのは、有権者の皆さんの判断。それが厳しいものになりそうだと。こういった状況において、我々にはまだまだ変わらなければならないことがある。これは執行部の一員としても強く感じているところです。」

▼何を一番変えなければならなかった?

「国民の皆さんが、今、物価高も含めて非常に生活が苦しい中で、この“政治とカネ”に対する自民党の向き合い方が、不十分だったということに、我々自身がしっかりと向き合ってこなかった。こういったところをもう1回、我々として党のあり方も含めて、ガバナンスのことも含めて、問われていると思っています。私も執行部の一員となって、執行部になって初めて見る自民党の中の決済のあり方とか、これは変えなければいけないなってことは、見えてきたものもありますね。」

▼“非公認候補に2000万円”問題について―

「まず大前提として、非公認である方と、離党をした方っていうのが違うということの認識が、一般の多くの方々になかなか理解をされていなかった。非公認というのは、離党とは違う。非公認は非公認であっても、支部長ではあり続ける。ですから、その支部の活動に対して、資金を提供する。多くの方から非公認っていうのは、本当に裸一貫で戦って自民党とは全く関係なくなった方々なんだと理解をされていた。
ただ制度上、非公認と離党の方が違うので、非公認であっても支部長なので、そこに(提供した)という説明というのは、なかなか一般的には理解されないですよね。
こういったところも含めて、やはり今回の対応に理解が全く得られなかった。これが事実だと思います。」

▼“2000万円”については知らなかった?石破総理と森山氏が決めた?

「自民党の中で私が今回、選対委員長でありましたけども、執行部の一員として選対委員長になって初めてわかったことっていうのは、決算案件で、選対委員長に回ってくるものと回ってこないものがある。これは外からではわからなかった。その中で、今後、自民党が多くの国民の皆さんから、公明正大な政党である、こういった形で見ていただくには、この自民党の中のガバナンスのあり方っていうのは、変えなければいけないなと感じています。
今回のことを受けて、国民の皆さんの厳しい審判の上に、反省の上に立って、我々は再出発をしなければならないと思っています。」

▼今回の選挙、責任は―

「選挙の結果がいかなるものであろうとも、選挙に対する責任は、自民党の選対委員長がとるべきだと私はそう考えています。」

▼それは辞任ということ?

「今日、最終的に結果が判明するのは、おそらく日付をまたぐと思いますので、最終的に結果を見届けて判断をしたいと思っています。」

▼進退については石破総理とは話をした?

「私の身柄を預けますと伝えてあります。」

▼“身柄預ける”ということは、石破総理の判断ということ?

「やはり選挙というのは、結果がどんなことであったとしても、その結果を党の選対委員長である私がその責任を受け止めなければならないと思っております。」

▼幹事長の責任は―

「政治家の出処進退は、1人1人考えることだと思います。」

▼他党との連立、執行部では話出ている?

「過半数を取ることができなかった場合に、我々は虚心坦懐、この審判を受け止めて、1人でも多くの方に、そして政党にご協力をいただけないかとお願いをするのが私は基本的な姿勢だと思ってます。」

▼連立ということ?

「連立にいきなりいけるか、包括的な、総合的な協定・協力ができるのかということのハードルはそれなりに高いと思います。
ただ、私も超党派での議員連盟なども開催をしていますし、政策で協力や、共感を持っていることは少なからずある。こういったことを政策からでも始めることができないか、我々が過半数を取れないということになれば、我々からそういった協力をいただける環境を作っていくこと、それはすごく大事なことだと思います。」

10月27日『有働Times』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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