執権北条氏に繋がる 源氏物語にも出てくる紫式部の大親友 さわの生涯【光る君へ】

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参考文献
山本淳子『紫式部集論』
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斎藤正昭『源氏物語のモデルたち』
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野口実『北条時政:頼朝の妻の父、近日の珍物か』
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野口実『増補改訂 中世東国武士団の研究 (戎光祥研究叢書19)』
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紫式部は大親友とのやり取りを晩年に編纂した歌集『紫式部集』に載せており、いとこ同士でもある2人は互いを姉 妹と呼び合うほどの親密な関係を築いていました。
受領として地方に向かう父に同行したことで離れ離れになりながらも2人は手紙でやり取りを交わしており、親友のことを大切に思う紫式部は、後年、源氏物語に親友をモデルにしたであろう登場人物を無理やり出すほど、親友の筑紫に行く人の女は紫式部にとって大切な存在となっています。
筑紫に行く人の女の父は桓武平氏の一族 平維将とされており、維将の子孫は鎌倉幕府の執権 北条氏に繋がるとされ、北条氏が三浦氏などと違い頂点に上り詰めることができた理由も長く京にとどまり軍事貴族として有力貴族と関わりを持っていたからだとされ、200年近く後の武士の世にも大きな影響を及ぼしています。
今回は、夫と並んで紫式部の前半生で最も重要な人物だった大親友 筑紫に行く人の女とその一族について紹介します!
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【画像引用】
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