音楽

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ある夏の日、楽器も触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドを始める。そして彼らに影響を受けた若者たちをも巻き込み、町に「音楽」が響くのだった。原作は、「シティライツ」(講談社)、「夏の手」(幻冬舎)などで人気を集める漫画家、大橋裕之による「音楽 完全版」(カンゼン)。楽器を触ったこともない不良学生たちが、思いつきでバンドを組むことから始まるロック奇譚。制作期間は約7年超、作画枚数は実に40,000枚超、を全て手描き、クライマックスの野外フェスシーンをダイナミックに再現するため、実際にステージを組みミュージシャンや観客を動員してのライブを敢行。分業制、CG制作が主流のアニメーション制作において、何もかもが前代未聞の長編アニメーションプロジェクト。さらにアニメーション化にあたって、実写の動きをトレースする“ロトスコープ”という手法を採用。これにより、登場人物の動きがよりリアルに生々しく表現されている。

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